フルコックは、長く人気があるキャラクターを商品化、製造するブランドです。
公式Twitterアカウントはこちら「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series」より
パースエイダー/カノンにつきまして、
下記の通り価格及び仕様の修正変更をさせて頂きます。
1)価格の修正変更(上昇)
2)透明成型色版の材料変更
3)パーティングライン部の超音波接合工程手順
4)クロームシルバーのシルバー色
5)シリンダー前面の穴あきシール
1)価格の修正変更(上昇)につきまして
当社が初めてウォーターガンを商品化しましたのは「髙木型爆水拳銃(略称)」です。
初めて使う工場で生産し、大ヒットとなりましたことで、問題や見直すべき点が確認された為
第2弾のヴァッシュの銃ウォーターガンにおきましては全品検査となりました。
結果、生産数のほぼ半数である 4600個 の作り直しを工場に課し、工場も対応してくれました。
しかし、第三弾の C-96 は受注時の5月には既に工場から見積もりをもらっていましたが、
11月 出荷前で価格変更の交渉となり、単価が3倍強に膨れ上がりました。
この結果を受けて、工場と交渉し、多少の減額を成立させましたが、
それでも既にきめていた販売価格ではこの Real Foam Water Gun シリーズが成立しない為、
やむなく今回から価格を変更させて頂きました。
中国でも水鉄砲工場は今の協力工場がある讪头地区(サントー)になぜか集中しています。
単価も安いのですが、複雑な工程を嫌うことと、最低 1万個からのスタートの工場が多い中
今の工場は 4000 個スタートが可能という事もあり、
既にシリーズ4種目に入るこの工場を変えることは現時点で非常に難しいです。
従って、今回以降は今の工場単価を基準に、企画を組み立てて行くことになりました。
皆様には、低単価で期待を持たせたところを申し訳ありませんが、
ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
2)透明成型色版の材料変更
透明成型色版の成型材料につきましては、これらもなるべく他メーカーさんから出た
「戦士の銃」程の金額になることが当社としては受け入れがたかった為、
材料を「髙木型爆水拳銃」や「ヴァッ シュの銃ウォーターガン」
の時の成型材である PS に戻します。
ABS と PS の違いは、透明度なら断然 PS 製ですので、透明成型色版にはこちらが的材ですが
ABS よりは強度が落ちますし樹脂が柔らかい為分傷もつきやすくなります。
また、溶剤系の塗装をする場合は、溶剤の量やタイミングは慣れが必要です。(可能です)
理由は、PS はスチロール樹脂ですので、溶剤に表面が侵されやすいという特性があります。
今回は販売価格を優先し、もともとの水鉄砲の素材、PS となります。
3)パーティングライン部の超音波接合工程手順
通常水鉄砲は液漏れがないように一瞬で溶着が可能な「超音波接合加工」を行っています。
接着部分に塗装しているという仕様も、業界では無いといわれており、
初めて対応する問題も出てきました。
(水鉄砲以外の玩具銃には塗装版があります。)
その1つがパーティング問題です。今回出荷の塗装版 C-96 の工程手順は
組み立て → 超音波 → 塗装
という手順です。
理由は、塗膜があることで、超音波をかける時間が長くなります。
すると、成型色の内部の材料色が表に出る可能性を考えて、超音波の後塗装です。
しかし、ボディーとトリガーガードとトリガーの色が異なるという問題が強く予想され工場は、
トリガーもトリガーガードと同じ色にしたいという工場の要望が出た為、
「それではわざわざ塗装までして作るカノンでは無い」と、受け入れませんでした。
そこで、C-96 では問題視されていた工程
塗装 → 組み立て → 超音波の接合部見栄確認試験を、
色の異変が分かりやすいとされている黒と赤で実験することになりました…
詳細画像です。
今回この工程を行うわけは、カノンのカラーリングによるものです。
カノン↓
ご覧のように塗装版は、作品のカラーリングを再現した、本体と、トリガーは同系色で、
トリガーガードは異なる色です。
この地区の玩具工場は大量に、安く生産する単純な工程以外をなかなか対応しません。
今回は、トリガーを同系色で残すカラーリングが無理なため、
トリガーもトリガーガードと同色にさせてほしいという要望を、
工程を変えて試作を確認する作業になりました。
※:技術的にはあるが、この地区では見つからず、また 5000 以下の数量ならまず対応しない。
従って、トリガーを本体色と同系色にするにはパーツの時点で塗装し、
ポンプなどの組み立をした後、超音波接着することで
トリガーの色を同系色にする加工工程になりました。
超音波接着の後の、成型色の内部の色が出る状況はほとんどただのパーティングのシームか、
今回問題視した状態のものは、大差がない状態といえるために、限度見本を段階的に用意し、
試験結果の状態を確認して限度見本に収まるものは「不良品」とはしないことを
工場と取り決めました。
※:ツートンのカラーリング優先。
尚、明らかに確認できる状態のものは上記の限りでは有りません。(不良扱いにします)
4)クロームシルバーのシルバー色
現在2018年12月に掲載されたクロームシルバーは、国内で色見本を作っています。
クロームシルバーの塗料は近年発売されたスペシャル版の塗料で、
一般の価格で10倍と高価なものを使用しています。
中国工場で用意できる塗料との比較を行いましたが、
国内塗装に匹敵するクロームシルバー色がありませんでした。
ここに中国塗料と、色見本に使った塗料の比較サンプル画像を添付します。
コストが高くなっても同等のものがあれば、
コストを反映してスチールブラックより値段を上げて販売の予定でしたが、
かなわなかったため、現在対応できるクロームシルバー色での対応となります。
中国では銀粉と呼んでいる塗料に混ぜる粉状のものの大きさが「大」「中」「小」 とあり、
日本の塗装(右)はさらに細かい極小粉である。
この試作は中国の一番細かい「小」(左)を使って塗ってもらったもの。
現在カノンの金型使用した成型品はまだないため、当社 C-96 や既存の水鉄砲成型品などに
塗装してもらっていろいろ試した結果、この塗料が一番近いと判断。
5)シリンダー前面の穴あきシール
当社の意としている、なるべく安価でのご提供では、シリンダーに穴の開いた状態の形状は
金型の増加とそのコストに伴う見栄えが釣り合っていません。(当社見解)
どこかに、本来ならない部分に、パーティングができてしまいます。(前面や側面)
そのような部分も現在の商品にもありますが、ことシリンダー部分につきましては
現状では容認できない見栄えと予測された為、
今回は実験的におまけとして、ユーザー接着の穴あきシールを同梱する方向です。
下記に添付します画像は手製の試作ですが、
イメージは伝わると思いますので、ご確認ください。
以上、パースエイダー/カノン の仕様変更、価格変更のお知らせとお詫びです。
尚、今回は受注書にあります発売日の遅延は
C-96 Red9 ウォーターガンのようには遅れません。
現状(12 月 20 日現在)で金型は既 T-1 成型品を作っています。
また、前回遅れとなった大きな理由である、政府指導による工場改善工事、
パッケージ製作の数量に伴う価格交渉、商品単価交渉など、
問題となる部分は潰してきたつもりです。
従って、C-96 ほどの大きな遅れはないと考えます。お待たせ致しません。
最後にもう一度、価格変更の件は申し訳ありません。
しかし、今後もお求めやすい価格帯でのご提供を目指して頑張りますので、
今後ともどうか宜しくお願いいたします。
■2018/10/27
お問合せリンク不良のお詫び
TOPページ、「お問い合わせ」ボタンからのリンク不良が
ございましたことをお詫び申し上げます。
現在は、修復されております。
ご不便をかけしましたこと重ねてお詫び申し上げます。
■2018/10/26
C-96 Red9type Water Gun
発売遅延の報告とお詫び
弊社にて今月10月9日に発売延期をご報告させて頂きました、C-96 RedNine type
ウォーターガンのさらなる納品、発売日遅延の報告をさせて頂きます。
まずは、金型の修正も終わり、最終サンプルの製作にかかろうとした矢先に、
地元お役所による安全検査にて工場の工区、導線、及び消防検査などの改善命令がでました。
それらの対応の為の工事で、今回帰国前日(10月19日)までに作業が全く止まってしまい、
最終サンプルおよび量産の承認を出すことができませんでした。
改修工事中に、他の協力工場に作業をお願いする要請も致しましたが、
当社の商品だけでなく、工場の扱う全商品が止まるため、進めることができませんでした。
つきましては、11月5日から12日まで出張いたします。
工場の見解は、11月末もしくは12月初旬の出荷と言っていますが、現地にて確認、
打ち合わせにて新たに予定が出ましたら改めましてご報告を上げさせていただきます。
今回の発売遅延に伴い、発売を心待ちにして頂いているお客様、本製品に関係する
全ての方々に多大なるご迷惑お掛け致しますことを深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
■(受注開始日未定) 【カノン ザ ウォーターガン】
新企画「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series 」より
Realfoam Water Gun 第4弾
パースエイダー/カノン ザウォーターガン.の登場です。
カラーバリエーションは、なんとカラフルな「スケルトンピンク」を含む4色です。
以前告知しました、Navy-51のイメージモデルとの違いも併せてご紹介いたします。
尚、画像は3D出力原型に塗装をしたものです。
金型成型による形状は格段にソリッドでシャープに仕上がります。
尚、受注開始日が決まっておりません。
上記C-96の発売が見えた時点でご案内できればと思っております。
■2018/10/10
ワンフェス2019冬
参加当選いたしました。
ブースは成人ブースとなります。
ブース番号など開催間際になりますがご報告させていただきます。
■2018/10/10
C-96 Red9 Type ウォーターガン発売遅延のお詫び
9月に発売が予定されていました商品
「C-96 Red9 Type ウォーターガン」の生産が遅れております。
先月の初旬に金型が上がり、テストショットの段階で、金型が破損
のトラブルで、9月20日の帰国時に完成品サンプルが間に合いませんでした。
その後テストショットを再開した段階で、2度目の金型破損トラブルとなり
ついで、中国国建節という祝日(約1週間)に突入したため大幅に遅れております。
今回の発売遅延に伴い、本製品に関係する全ての方々にご迷惑お掛け致しますこと
を深くお詫び申し上げます。
画像は、破損する前に成形した T-1 サンプルを持ち帰り、日本側で塗装しました。
各商品の追加画像を掲載します。(工場T-1 プラス当社塗装版)
最終サンプルが上がりましたら、商品情報の各アイテムに画像を掲載します。
以前の画像は削除されます。
ストックのT-1画像はまだありません。
■工場T-1 成型品
1、スケルトン
◆:工場成形品 、成型色
2、クリアブラックは スケルトンにクリアブラックで塗装します。
◆:工場T-1 成型品に塗装。
※:成型色ではありません。
(商品は成形色)
3、塗装版スチールブラック
黒色成型色に塗装。
◆:工場T-1 成型品に塗装。
4、塗装版スチールグレイ
黒色成型品に塗装。
◆:工場T-1 成型品に塗装。
5、各パッケージデザイン
◆:成型色ブリスターパッケージ台紙
◆:塗装版ストック付きセットウインドウBoxデザイン
◆:専用ストックウインドウBoxデザイン
■2018/6/20
ヴァッシュの銃 ウオーターガン専用4色グリップセット
価格誤記載のご報告とお詫び
平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
弊社にて今月納品させていただきました
「ヴァッシュの銃 ウォーターガン専用 4色グリップセット」ですが、
価格の誤記載がございましたことを報告させて頂きます。
商品JANコード:4589991610581
パッケージ記載
税抜き 602円
税込み 650円
本来の価格
税抜き 600円
税込み 648円
でございます。
今回のミスに伴い、お客様、本製品に関係する全ての方々に多大なるご迷惑
をおかけ致しますことを深くお詫び申し上げます。
株式会社 アルゴ舎代表 小栗卓二
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